H29海洋教育写真コンテスト受賞作品

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第6回海洋教育写真コンテスト受賞作品

最優秀賞

A.海の生き物部門

南下浦中学校2年生
熊谷 拓海(くまがい たくみ)
「ファッションモンスター」
コメント:
初めて見た。「ムカデノウミウシ」水中で波にゆられているところがとてもきれいでした。
講 評:
ウミウシの一瞬の姿をとらえた一枚。青い鳥が羽ばたいているような不思議なフォルム。「これがウミウシ!?」という驚きが伝わってきます。黄色系の背景の色とは正反対に近い色相が、よりウミウシを際立たせているのではないのでしょうか?タイトルも、外国のTV番組を彷彿させ、秀逸。素晴らしいです。

 

B.海の風景とくらし部門

三崎中学校1年生
石塚 光一(いしづか こういち)
「夕日を浴びる少年たち」
コメント:
弟たちと遊びに行った時に夕日がきれいだったのでとりました。
講 評:
荒井浜の夕方の海。
太陽が雲にかくれ,雲の切れ間や端から光が漏れて,放射状に地上へ降り注いで見える現象を「薄明(はくめい)光線」というそうです。「天使のはしご」とも呼ばれています。その「天使のはしご」をバックに,少年の姿が見事に浮かび上がっている作品。最優秀賞です。

 

優秀賞

A.海の生き物部門

 
南下浦小学校4年生
谷 琉晴(たに りゅうせい)
「まつわサバ、きょうも おいしくいただきます」
コメント:
気に入ってるところは、まんなかのサバの口があいていて生き生きしているようにみえるところ
講 評:
松輪サバの地元、間口漁港での撮影。ズラリと並んで迫力があります。丸々と太って油がのった黄色いサバ、たいへん美味しそうな松輪サバです。暗い背景が、サバの輝きを際立たせています。サバから「おいしく食べてね」と声が聞こえてきそうですね。

 

 
旭小学校2年生
松井 愛璃春(まつい ありす)
「いっぽうつうこう」
コメント:
きにいってるとこは、魚がみんなおなじほうこうのとこ
講 評:
海面を、よく観察しているから発見、撮影できた一枚だと思います。
タイトル、写真ともに、群れを作る魚の習性がよくわかります。網を挟んだ2つの群れが同じく時計回りに回遊しているのには何か理由があるからでしょうか?また、養殖のようすも写した一枚です。

 

 
剣崎小学校1年生
鈴木 海凪(すずき みなぎ)
「ヒトデ見つけた!」
コメント:
海であそんでいた時に、ヒトデを見つけました。
講評:
子どもが生きているヒトデをつかんで、自慢げにしていますね。
また、手の指がふやけています。長い時間、海かヒトデに触れていたことが見てとれるので、興味関心の高さがうかがえる一枚です。中心に人手が配置されており、撮影したい対象がハッキリ分かりやすい構図になっています。

 

 
初声小学校4年生
川名 翔絆(かわな しょうき)
「アカテガニのぬけがら」
コメント:
生きてるように見えたけど全部ぬけがらだった
講評:
「全部ぬけがらだった」。これだけのぬけがらが、一か所に集まっているシチュエーションは、とても珍しいと思います。何か理由があるのでしょうかね?みんなで仲良く一緒に着替えたのでしょうか?

 

B.海の風景とくらし部門

三崎小学校5年生
小林 留維(こばやし るい)
「にじの大橋」
コメント:
こんなに大きなにじを初めて見た。
講 評:
タイトルは,「にじの大橋」。
なかなか見ることができない「虹」。おとなも子どもも,見ると歓声をあげてしまう「虹」。そんな「虹」を見事にカメラにおさめました。しかも,城ヶ島と三崎をつないでいます。この虹は,三浦の「夢の架け橋」と言ってもいいかもしれません。

 

三崎小学校5年生
中村 心良(なかむら こよい)
「私ものせてって~」
コメント:
船にのりたそうにながめていたねこが、ポイント!!
講 評:
この作品の主人公は「猫」。陸にあがっている船を見て,船の迫力を感じたのでしょうか?大海原(うなばら)を想像したのでしょうか?中村さんは,「船にのりたそうにながめていた猫がポイント」とコメントしています。タイトルは,「私ものせてって~」。中村さんの思いがタイトルにも表現されています。

 

岬陽小学校5年生
與 琥珀(あたえ こはく)
「吸いこまれそうな位キレイな海」
コメント:
すきとおる位キレイで、すてきな色の海。
エメラルドグリーンと深みのある青色、とても気に入っています。
講 評:
三浦ではめったに見ることがない色。エメラルドグリーンと深みのある青。「藻」が関係しているのではないかと思われる色合いです。撮影場所は,城ヶ島。城ヶ島の新たな魅力を感じさせる作品です。撮影したあたえさんも,とても気に入っているそうです。

 

南下浦小学校2年生
谷 璃音(たに りおん)
「夏のおわり」
コメント:
パラソルが おはなみたいにみえた。
講評:
小学校2年生の作品です。子どもの目の高さで,下から見上げた構図,奥行きを感じさせる構図が見事です。「青い海」「カラフルなパラソル」,砂の色と影のコントラストも特徴的です。「夏のおわり」を感じさせる「すてきな作品」です。

 

上宮田小学校3年生
関本 尊斗(せきもと みこと)
「どっちが空?海?」
コメント:
とっても海が青いのでどちらが空か海か、わからなくなりそうでした。
講評:
空の色をそのまま映したような,青い海の色。おだやかな海に浮かぶヨット。そして,小高い丘。小網代湾らしい風景をカメラにおさめました。小学校3年生の関本さん。「とっても海が青いので,どちらが空か海かわからなくなりそうでした。」とコメントしています。空と海の青さに心をうごかされたことがコメントからも伝わってきます。

 

 
初声小学校3年生
田口 愛倫(たぐち まりん)
「Summer clouds & sea」
コメント:
夏らしい雲をしていて海にマッチしていたのでシャッターをきりました
講評:
初声の高円坊から眺めた三浦らしい景色。そこに堂々と存在感を見せつける大きな雲。田口さんは,「夏らしい雲をしていて海にマッチしていたのでシャッターを切りました」とコメントしています。大きな雲を眺めながらも,その雲が,海とマッチしていることに気づいてシャッターを切る。三浦を愛しているからこそ,生まれた作品ではないかと思います。

 

 
南下浦中学校3年生
濱口 侑己(はまぐち ゆうき)
「小網代の夕日」
コメント:
空が近くから奥の方にかけてだんだん明るくなっている所
講評:
アメリカの画家「クリスチャン ラッセン」の作品を彷彿させる見事な色合いと構図。小網代から眺める風景。奥行きを感じさせる構図も魅力的です。浜口さんは,「空が近くから奥の方にだんだん明るくなっているところに心をひかれた」とコメントしています。コメントのとおり,赤のグラデーションが鮮やかで,引き込まれそうな思いになる作品です。

 

 
南下浦中学校3年生
渡辺 航成(わたなべ こうせい)
「俺をメインにしろや(ふじさん)」
コメント:
ふじさんが見えていたので江の島にサイクリングにいった。
波が たかかったけど、この1回くらいしか、きれいなのがあがらなかった。ふじさんとなみと人がつりしてるとこが気に入っています。
講評:
波の一瞬の動きをとらえた作品です。波の迫力,そして力強さが伝わってきます。この作品に登場しているのは,「波」「釣り人」「遠い海」そして「富士山」。波が主人公とも思われますが,よく見ると,波を取り囲んでいる「自然の雄大さ」も伝わってくる作品です。

 

 
 初声中学校1年生
中村 温(なかむら のどか)
「 お盆の後の海」
コメント
お盆が終わってしばらくした時に、和田海岸まで犬の散歩をしたら見つけた。どこからたどりついたか分からないが先祖を敬う気持はどこも一緒だと感じました。
講評:
撮影したのは,初声の和田海岸。同じ初声の三戸地区で行われている「オショロ流し」で流されたものの一部が打ち上げられたのでしょうか?中村さんは,これを見つけて「先祖を敬う気持ちは,どこも一緒だと感じました」とコメントを残しています。見つけたものから,人の心にまで思いをめぐらすことができるところも,すばらしいと思います。

 

 

 初声中学校1年生
湊 優翔(みなと ゆうと)
「 ダイヤモンド富士山と海」
コメント
ダイヤモンド富士は、1年に1~3回ぐらいなので海とすごく合っていていい
講評:
貴重なチャンスをとらえた作品です。太陽が,ちょうど,富士山の頂上にかかっています。夕焼けと海の明るさの違いが,富士山を浮き上がらせています。シャッターチャンスを待って,待って,撮影できた作品。湊さんのこの作品にかける思いと「瞬間の美しさ」が伝わってきます。

 

 

 

特別賞

A.海の生き物部門

 
名向小学校6年生
山縣 絆奈(やまがた はんな)
 「ようこそ三浦の海へ」
コメント:
お正月、海猫の群れを追って相模湾から東京湾へ来ました。私が書いたメッセージカードを付けたドローンを、お父さんが飛ばしてくれました。
講評:
「ユニークなアイデア」「構図の工夫」「シャッターチャンスの努力」
良い写真を撮ろうという気持ちが伝わってくる作品です。
海の「青」が背景となり、鵜の「黒」と、カモメの「白」が一層際立って見えます。
ドローン自体もカモメのような色合いに見えるので、仲間だと思ったんでしょうかね?
これからも新しい試みや、様々なアイデアを出して、チャレンジする精神を忘れずに、素敵な写真を撮影してください。

 

B.海の風景とくらし部門

 名向小学校3年生
内海 翔太(うつみ しょうた)
「光る海と富士山」
コメント:
空と海が光っていて、富士山がうきあがってきれいでした。
講評:
さきほど紹介した浜口さんの作品は,小網代湾から撮影したもの。これは,諸磯湾から撮影した作品です。この作品は,夕焼けの「赤」,影の「黒」。明るさのコントラストが幻想的な雰囲気をかもしだしています。遠くに見える富士山も印象的です。時間の流れがゆっくり感じ,いつまでも,その場にいたくなるような作品です。

 

海洋教育写真コンテストって?

子どもたちから見た、三浦の海」をテーマとして、毎年夏休みに三浦市内の子どもたちが「海の生き物」や、「海の風景とくらし」についての写真を撮り、応募をしています。
東京大学三崎臨海実験所」「三浦市教育委員会」「みうら学・海洋教育研究所」の3団体で「最優秀賞」「優秀賞」「特別賞」の写真を決め、毎年秋に表彰式を行います。また、三浦市内の様々な場所に受賞作品を展示します。