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大漁旗を作ろう
6年生になって、海の生き物について調べ学習を行った。くらげ、サメ、ふぐ、えいなど様々な海の生き物に
興味を持ち、一生懸命に調べた子どもたち。海にもぐることが好きな子が、クラスで生き物を飼いたいと貝を持ってきた。
教室で飼うことになり、休み時間はゆっくり動く貝の観察会が行われた。海の生き物の多様性、深海の神秘、環境問題など、
様々なことに触れ、海の楽しさを感じることができた。
卒業前に、大漁旗を作成した。これまで海の生き物にたくさん触れたり学んだりしてきた。そのことを大漁旗で表すことになった。
一人ひとりがどんな思いを大漁旗に残したいのか考え、原案を作った。大漁旗を作る時に、大漁旗の意味も学習した。たくさん魚を
とった船が無事に帰ってきた証として大漁旗を掲げる。家族や町の人に喜びを伝える。できるだけ目立つ方がいいそうだ。
「どんな色がいいかな?」「どんな配置にしたら遠くから見えるかな?」子どもたちは、夢中になって原画を描いた。
そして、クラスで1つの原画を仕上げた。
大漁旗を作成する際には、下町にある「三富染物店」さんのご協力を得ることができた。
天保4年創業で、今も当時の伝統技法を使い全て手作業で作業をされている。子どもたちの原案をもとに大きな布に描いていただき、
のりづけ(枠どり)された大漁旗が出来上がった。そこに子どもたちで色付けをおこない、大漁旗が出来上がった。
教 科:
総合
実 施 場 所:
三崎小学校体育館
対 象:
小学校 6年
時 間:
4時間
講 師:
講師あり
三富染物店
学 校:
三崎小学校
実 践 者:
佐藤 美沙樹
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